しっかり寝て痩せる??

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「今、なりうる最高の自分作りを全力でサポートする」内野 航です

あなたはダイエット中、しっかりと寝ていますか??

「短眠は太る」とよく言われています。

私もダイエット中のお客様へは「昨日はよく寝れましたか?」「1日の平均睡眠時間はどれくらいですか?」「よく寝てくださいね。」などお声掛けをします。

あなたはその様な経験はありますか?寝てないと太るな…とかお腹空くな…とか。

もし、本当ならその科学的根拠はあるのでしょうか?

 科学的根拠を理解するために、まずは次の4つのホルモンを覚えましょう。
「レプチン」「グレリン」「コルチゾール」「成長ホルモン」

この4つのホルモンは、睡眠と深く関わっています。

しっかりと眠らなかったり、夜更かし、昼まで寝ているなど不規則な生活を続けていると、こうしたホルモン分泌のリズムが乱れ、眠りの質がますます下がります。

なんとそのホルモンの働きによって食べ過ぎてしまい体重が増加しやすくなってしまうのです。

この4つのホルモンの働きなどを理解することは、「眠り」への理解を深めるためには必須です。

レプチンの働き
ホルモンは、体内の特定の器官で分泌されて、人体に一定の作用をもたらします。
人の体ではさまざまな種類のホルモンが分泌されています。
その中でも「レプチン」は広く知られているホルモンのひとつと言えます。

脂肪細胞で分泌されるレプチンは、脳の視床下部にある食欲中枢に「満腹!!」という信号を送る役割を果たし食べ過ぎを防ぎます。
ですので、この「レプチン」はダイエット成功の鍵を握るホルモンといえるのです。

グレリンの働き

「レプチン」とは逆に、胃から分泌される「グレリン」は、視床下部の食欲中枢に「空腹」信号を送ります。つまり、食欲を高めるホルモンです。

すでに十分なカロリーをとっているはずなのに、「もっともっと食べたい」と思ってしまうことなどにも、グレリンの働きが関係しているといわれています。

もちろん、それぞれ人体にとって大切なホルモンなのですが、ダイエットや体重管理のためにはレプチンとグレリンを理解してコントロールする事が大切です。

睡眠不足になると大変な事に!!
「寝ないと太る」説の根拠も、このレプチンとグレリンの分泌が最大のポイントです。
米・スタンフォード大学の研究では、睡眠時間が5時間の人よりも8時間の人のほうがグレリンの分泌は15%減り、レプチンが15%増えたという結果が報告されているのです。

つまり、睡眠不足になると、ダイエットの大敵であるグレリンの分泌が増え、満腹を感じるレプチンの分泌が減ってしまうので、必要以上にたくさん食べてしまいがちになり、太りやすくなってしまうのです。

恐怖「コルチゾール」!!
「成長ホルモン」は、肌や筋肉、骨などの体組織の修復や再生をし、脂肪を燃焼させる働きを持ちます。とてもありがたいホルモンですね!ダイエットにも強い味方です!!

その一方、「コルチゾール」というホルモンはストレスを感じたときに、ストレスへの抵抗力を上げるために多く分泌されます。その様な働きから「ストレスホルモン」とも呼ばれているのです。

ロンドンにある大学の研究では、コルチゾールのレベルが高い人ほど、肥満や太りすぎの人が多いということが報告されています。

ストレスが過剰にかかるとコルチゾールが過剰に分泌され、高血圧による肥満や糖尿病などのリスクを高めてしまったり、筋肉の成長を促し、脂肪を燃焼させる成長ホルモンの分泌を抑制したりしてしまいます。

ダイエット中はストレスを感じないような生活をしたいですね。(ダイエット中以外も、ですが…)

コルチゾールや成長ホルモンの分泌は、一日の中で大きなサイクルを描いています。

この様な人体のもつリズムを崩してしまわないように、規則正しい、そして質の良い睡眠生活を心掛けることが、健康的なダイエットにとっても大切であること覚えておきましょう!

もし、今回の記事が少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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