姿勢が崩れると歯並びが悪くなる?

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港区・渋谷区・新宿区 ダイエット専門 自宅出張パーソナルトレーニング&ストレッチ 内野航です。

PCやスマホの普及や柔軟性や筋力の低下により猫背になる方が増えています。

猫背になると「見た目が悪くなる」「肩こり、腰痛、頭痛の原因になる」「身体が動きにくくなる」などの不具合が知られていますが、猫背はなんと下顎の骨(下顎骨)の位置も変化させ噛み合わせを悪くします。

嚙み合わせが悪くなることによって長時間、不均等な力が歯の一部分にかかり続けるます。それにより歯が動き、歯並びを変えてしまうのです!

猫背になると出っ歯に!?

猫背になると呼吸をする時に横隔膜がうまく使えず、口呼吸になりやすくなります。口呼吸が原因で口が開きっぱなしになると、前歯の生える向きを支える力が弱くなることで出っ歯になったり、逆に前歯が内向きに生えるなどの変化が起こる可能性があります。

通常、唇は前歯を前方から支え、前歯が前方へ傾かないように抑え、歯の内側からは舌がこれを支えています。
つまり前歯、特に上の歯は唇と舌とで押さえられている状態にあるのですが、猫背によって口が開きっぱなしになると、前歯の前方からの支えが弱くなります。

また、舌の筋は後方(喉側)へと牽引される形になり、前歯を口腔側から支えることができなくなります。
すると、歯が前方へ傾く事により出っ歯になったり、歯並びが変化してしまうのです。

口は頭蓋についている上顎と、耳の前側にある顎関節でぶら下がった状態にある下顎骨とで構成されますが、猫背ではこの下顎骨が影響を受けます。

猫背によって頭部が前方へシフトすると、下顎骨はその重みなどによって前下方へと位置が変わります。
下顎骨が前方へ位置を変えると、口を閉じたときに上の歯と下の歯の噛み合わせが変わってしまいます。

本来は口を閉じたときには、下の歯は上の歯よりも口腔側、やや後ろ側に位置していますが、
下顎骨が前方へ位置を変えたことによって、上の歯と下の歯それぞれの先端が直接ぶつかるかたちになり、このような状態が長期間続くと、歯は少しずつ移動してしまい歯並びが悪くなってしまうのです!

下顎骨には一般的に知られている咀嚼筋4筋の他にも顎から頸にある舌骨を経由して肩甲骨や鎖骨に付着する筋肉や、下顎骨から直接鎖骨へ付着する筋肉があり、下顎骨を下へ引き下げ口を大きく開ける作用に関係しています。

頭部が前方にシフトすると、下顎骨と鎖骨や肩甲骨の距離がのびるために、下顎骨と鎖骨、肩甲骨を結ぶ筋は常に伸ばされ筋が硬くなったり下顎骨を下へ引っ張る可能性もでてしまうのです・・・。

今回は姿勢と歯並びの関係について書いてみました。毎日の歯磨きや定期的な歯医者さんでの検診の他にも歯並びの為に姿勢のチェック、改善をおススメします。

今回のブログが皆様のお役に立てれば幸いです。

お読み頂き、ありがとうございました。

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